HUIT の運営を引き継いで、活動を再開している話
初めまして、現 HUIT の部長をしている ayumin です。今年の 3 月ごろから、部長を引き継いで活動をしています。
HUIT と自分について
入部期
HUIT には 2 年ほど前の 2019 年年末辺りに入部しました。13labo で Nginx の本を読んでいたら、当時の部長に声をかけていただいたことを覚えています。 その後 LT 会等をしながら、13labo に通う生活をしていました。Linux を入れて遊んだりした時もありました。
その活動後数か月でコロナ渦に突入し、HUIT もオンライン化したわけですが、当時まだ活動日数が浅い上、そもそも北大生でもない自分が活動に参加するにはかなりの壁を感じていた記憶があります。
入部半年後
そんな中、初めてサークル活動にちゃんと参加をしたのは 2 年の 8 月ごろだったと思います。 ISUCON に参加したことが大きなきっかけとなりました。
当時は今当たり前のように書いている Go 言語がまともに書けないぐらいの実力でしたが、実際に競技に出たり、その準備をする中でかなり自信がついた記憶があります。(ISUCON 自体は難しくて歯が立ちませんでしたが…) 思えばその頃から外部のイベントに参加したり、バイトをしたりすることが増えて、一気にタスクが増えました。今では立派にタスク死しています。
ISUCON 終了後
HUIT はこの頃、活動がほぼない状態が続いていました。ISUCON も部員がサークルと関係なく募集していただけで、HUIT としての活動ではありませんでした。 理由はやはりオンライン化で、比較的ゆるい繋がりで保たれていた HUIT は、オンライン化することで繋がりが薄れてしまっていました。
一番酷い時は、活動日に参加者がいない日が数週間続くような状態になっていました。 今では改善されていますが、その時はいつサークルが空中分解してもおかしくないような状態だったと記憶しています。
そんな状況が続く中、年が変わり 2021 年が始まった辺りで、「次期部長どうしよう?」みたいな話をし始めていました。 当初自分は学外生だったこともあり非常に悩みましたが、運営への参加率が高かったため部長もやってみるかーみたいな感じで決めました。
活動方針の変更について
活動については歴代部長たちの様々な考え方がありましたが、2021 年度の運営として比較的大きな変更をいくつか行いました。 具体的には、既存の別の大学コミュニティを参考に、企業との合同イベントを増やしたりしています。
課題は残りますが、イベント開催に関してはハッカソン、新歓など、運営などかなり精力的に取り組んでいると思います。 HUIT らしいゆるさは残しながらも、イベント時にはやりたいことを積極的にやるという形式が、自分としてはバランスが取れているのかなと思っています。
特に企業との活動を増やしたのは、OB/OG が増えて、企業とコンタクトが取りやすくなった以外に、もう一つ理由があります。
自分は WEB インフラが好きなのですが、B1, B2 の時にエンジニア系のインターンやバイトなどの情報がほとんどなかった経験があり、今後参加する新入部員を早めに信頼できる企業と繋げられる環境が欲しいと考えていました。
今の運営メンバー的にどうしても WEB に偏ってしまいがちではありますが、企業との合同イベントを今後も積極的に開催していきたいと思っています。
また、3 月に開催した HUIT ハッカソン、4 月の新歓(5 回にも渡る大規模オンライン新歓をやりました)など、イベントも外部向けに公開しており、極力開かれたコミュニティとして活動を行っています。
一方で、サークル内の大きな変更としては、以下の 2 点が大きかったように思います。
- 部費の徴収
- OB/OG のDiscordサーバを分離した
前者に関しては、今まで何かやりたい時にどうしても金銭的制約がついていた(HUIT として使えるお金が全くなかった)のを解決するために導入しました。 今はオンライン活動なので、部費を払った人、体験入部の人などを楽に運用するため、Discord の運用 Bot を開発したりもしました。これについてはまた今後記事にしようと思います。
後者は、OB/OG の技術力と新入部員の技術力の差が大きすぎて、どうしても新入部員が発言しにくいのでは、と感じていたことが行った主な理由です。結果的に行うメリットは十分にあったのではないかと感じています。もちろん先輩と繋がりたい人もいるので、OB/OGサーバには現役部員が入ることを許可し、自由な交流もできるようにしています。
結果的に十分な結果が得られたと考えていますが、全てが成功だったわけではなく、
- 部費に関してはオンラインだと思ったよりお金の使い道が限られる
- 契約に個人名が必要
なことが部費の使いにくさのネックとなっており、現在の課題となっています。
また、OB/OG の分離は現役勢の発言のしやすさが上がった一方で、OB/OG との繋がりが希薄になってしまい、技術的な情報交換がしにくくなった面もあります。 この課題もまだ完全に解決はできていませんが、将来的には解決していきたいところです。
今後について
去年は部長交代が遅くなりましたが、今年は年始で部長交代を行おうと考えています。
自分が部長の期間はあと半年もありませんが、残りの期間でハッカソンや新歓のような、全体イベントを積極的に開催していきたいと考えています。 また前述のとおり、企業とも積極的に関わっていきます。
今後とも HUIT をよろしくお願いします!